KIRARI MACHINOHITO

キラリ・まちの人

ふるさとに 
芸術・文化・伝統・風土を育む

横山 文昭(よこやま ふみあき)さん

今回は東近江市垣見町にある共同アトリエSoilに工房を構える、木工芸家の横山文昭さんをご紹介します。

昔気質で豪快に気の向くままに、何でも自分で作られたお祖父さんの影響を強く受けたと言われる横山さん。生まれ育った小さな田舎町の小学校では、街で働く職人さんたちの出前授業があったり、子供の頃からモノづくりに関わる多くの機会がありました。外遊びが大好きな横山さんは、野山で取れる草木や廃材などで様々なモノを造る毎日だったと振返られます。高校は特に将来の事を具体的に考えたこともなく過されていたのですが、やっぱり「手を動かしてモノづくりがしたい」と美術大学に進むことを決められました。浪人生時代に画塾で油絵に出会ったことがきっかけで油絵に魅了され、その後油絵に打込まれます。「モノを見て描くことは誰でもできる。自分が何を見るか、どう読み取るかが大事ですから、絵を描くことは知識も感性も必要なんです。モチーフに感動して、表現したいと思って描く絵は楽しいんです」と話されます。しかし…、常にキャンバスと向かい合い描くのですから、スランプに陥ると辛く、とても疲れるのだそうです。そんな時、学園祭で舞台設営をすることになり、屋外でのステージ組立てや企画のデザインから設えまで制作することを体験されます。「楽しかったですね。建設現場の道具を使ったりして作っていくんですよ。おじいちゃんのマネをして何かを作ってた頃を思い出しました」と笑われます。この時を境に立体造形に興味を持たれ、現在の創作活動へと続きます。

 

横山さんは卒業後、イベント会社に就職されました。企画・設営・運営と全てをコーディネートする会社で、全国各地のイベントの舞台装置を造る仕事です。「充実してましたね。面白いけれど長時間作業の毎日で、体はへとへとでした。一番残念なのは、工夫してアイディア出して手間かけて造った舞台が、すぐに壊されるんですよ」と話されます。世の中に残り、皆さんに親しまれるモノづくりをしたいと転職。京都芸術大学の職員となられ、コミックイラストコースの教師として、また学生のモノづくりの加工場となる制作工房「ウルトラファクトリー」のテクニカルスタッフとして木工の技術指導をされることとなりました。「全学年全学科の学生が、木工、金属、樹脂、シルクスクリーンなどの作業が出来ます。結構教えることが好きで、教育にも興味があったので楽しんで働いています」と横山さん。

 

学生達の刺激もあって「自分も作家として人と違う何かを造って生きていきたい」と3年前から創作活動を始められ、広いアトリエを求めて昨年春から、共同アトリエSoilに入居されたのです。現在はお世話になっている工房で機械を使って加工をし、アトリエでは組立や仕上げの作業をされているとか。機能性があって、暮らしに使ってもらえる器や家具を中心に製作されています。「今のところお客様は友人ばかりですが、モノづくりを通して地域の皆さんとつながり、一点モノじゃなく、需要のある売れるモノを作りたい」と話されます。今後益々のご活躍をお祈り致します。

 

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