D-time

Dタイム

ありがとうマンが贈る 
〜心に残るありがとう〜 話

2024.11.07

「またあなたの子どもになりたい」

私が6歳のとき、父が再婚し、新しい母親がやって来ました。
「今日からこの人がお前のお母さんだ」と父が紹介したその日から、彼女は私を本当の子供のように可愛がってくれました。
何年か後、父が事故で亡くなり、その後の私たちの生活について家族で話し合いが行われました。
双方の親が私を引き取ろうとしましたが、義母が「この子は私の子です」と強く主張しました。母は必死で働き、私を育ててくれました。
高校3年生のとき、私は進学せず就職しようと決心していましたが、義母は「大学に行きなさい」と背中を押してくれました。
大学を卒業し、社会人になった私は、義母への感謝を込めてプレゼントを贈りました。
30歳の手前で結婚し、義母は私たちの新生活を喜んでくれましたが、同居は断られました。
後に義母が倒れ、私たちは同居することになりました。
幸い孫の顔も見せることができ、義母は幸せそうでした。
しかし、先月義母はくも膜下出血で亡くなりました。
通夜で妻が義母の過去を話してくれ、私は初めて義母の全てを理解しました。
義母は子供が産めない体だったが、父の「俺たちには子供がいるじゃないか」というプロポーズを涙ながらに受け入れました。
その話を聞いて、私の涙は止まりませんでした。
義母、あなたは私にとって本当の母です。父にはあなたを誉めてほしい。
私はまたあなたの子供になりたい。本当にありがとう。

 父と交わした想い、義母が本当の子供と思い育ててくれたこと、このように自分も同じ境遇に話を聞いたら、涙が止まらないでしょう・・・

もっと素直に、もっと感謝して、もっとありのままに生きていれば良かったと後悔をするのかなあ・・・。
自分の心の中で、義母から母になるって、大きな壁があるのかなあ・・・。
でも、母なんですね。母には変わりはない。「ありがとう」が言える大事な母です!

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