ありがとうマンが贈る
〜心に残るありがとう〜 話
2022.07.06
「右」と言えば左と答え、「白」かと問えば黒と答える、そんな天邪鬼な彼女。彼女の機嫌を損ねないのは大変なことだけれど、それでも彼は彼女のことをとても愛していたのです。
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関係をせまると、あなたは紳士じゃないといわれる。
関係をせまらないと、あなたは男じゃないといわれる。
たびたび部屋を訪れると、もっと1人の時間がほしいといわれる。
あまり部屋を訪れないと、二股かけているのかといわれる。
はやりのカッコいい服を着ると、あなたって流行にふりまわされて軽薄といわれる。
はやりのカッコいい服を着ないと、あなたってダサダサで恥ずかしいといわれる。
話を聞きながら発言すると、黙って聞いてよといわれる。
話を黙って聞いていると、なにか言ってよといわれる。
待ち合わせに30分遅れていくと、30分も待たせるなんてひどいといわれる。
自分が30分遅れると、30分ぐらいなによといわれる。
やきもちをやくと、しばられるのはいやという。
やきもちをやかないと、もう愛はないのかという。
そうだねと賛成すると、自分の考えがない人ねといわれる。
そうじゃないと反対すると、理解がない人ねといわれる。
愛してるよと言うと 口の軽い人ねと言われる。
大好きだよと言うと それだけしか言えないのと言われる。
墓に供え物をすると、君は無視する。
僕は泣いているのに 君は安らかに笑っている。
愛の表現はむずかしいもの。
そんなやりとりができる時間があることに感謝して生きていかねばなりませんね。