KIRARI MACHINOHITO

キラリ・まちの人

ふるさとに 
芸術・文化・伝統・風土を育む

【音楽家】 外村 嘉朗(とのむら よしろう)

今回は東近江市佐野町(旧能登川)の音楽家、外村嘉朗さんをご紹介します。

 

中学生からギターを始められた外村さんは、大学卒業後、大阪を拠点にメタルバンドを組んで音楽活動をされておりました。しかし、ディジュリドゥとの出会いがきっかけで、バンドを脱退し滋賀に帰郷。

 

その後、大学で学んだデザインの仕事や製造業で働くかたわら、ディジュリドゥの演奏者として活動されています。

 

ディジュリドゥとは、オーストラリアの先住民アボリジニーが、儀式のときに曲を奏でる金管楽器で、シロアリに食われて筒状になったユーカリの木を材料に作られます。長さは80cmから2mを超えるものまで幅広く、表面はウレタン樹脂などでコーティングしただけの木肌の素地ものや、塗装が施されているものがあります。吹き口は幹の細い方を蜜蝋で加工して作られます。ディジュリドゥという名前は、オーストラリアに入植した白人がその音を聞いて「ディジュリドゥ」と聞こえたことによって付けられました。バックパッカーが日本に持ち込まれたと言われるディジュリドゥは、1998年にオーストラリア・アーネムランドにて開催されたバルンガディジュリドゥコンペティションにて、ノンアボリジニ奏者として初受賞の準優勝を日本人のGOMAが果たし、外村さんが大学時代にちょっとしたブームになっていました。ディジュリドゥを知られたきっかけは、先輩が、ディジュリドゥを演奏していたのを見たことでした。「アボリジニー儀式や祭事の際に演奏するトラディショナルと言われる演奏法とコンテンポラリーと言われるパーカッションの様に吹く演奏法があり、一つの音階しかないのですが、唇と舌の使い方や声の出し方で奏でる様々な音色に、不思議な魅力を感じたんです」と話されます。

 

コンテンポラリーを好まれ10年ほど演奏活動をしておられる外村さん。その演奏活動は、草津でのドラムサークル(民族楽器の太鼓)でのセッションや、滋賀の民族楽器好きがセッションする琵琶湖セッション。彦根のカフェ朴(MOKU)でのセッション。

 

東日本大震災復興支援を目的とした、能登川の地福寺での「坐禅とヨガの会」でのセッションなど、ディジュリドゥやカリンバ(指先ピアノ)や口琴を演奏し、ギターやジャンベー(太鼓)、サックスやキーボードとセッションされています。「決まったメンバーはありません。2~3人、多くて8人くらいでセッションし、聞いて下さる皆さんにセッションの楽しさを体感してもらうと同時に、知ってもらおうと活動しています」と話されます。4年前に関西ディジュフェスタに出演され、準優勝されました。その経験も大きな自信になっているのでしょうね。竹を使ってディジュリドゥを作る、ワークショップの開催もされているとか。現在ではディジュリドゥの原材料も多種多様となり、竹、チーク、リュウゼツラン、PVC、FRPといったもので作られています。「木のディジュリドゥは木独特の良い音がなりますが、FRPはまた違った良い音がでますね。竹は高い音、塩ビパイプもなかなかです。吹き口の蜜蝋は夏場にベタつくので、私はエキポシパテを使っています」と外村さん。ディジュリドゥは、京都にある民族楽器コイズミで売られているそうですよ。

 

ディジュリドゥの魅力をたずねると「何と言ってもインパクトのある音。倍音の音色も様々で、毎回新しい音の発見がある奥の深さですね。自分より上手い人を意識して、演奏技術を追求することもその一つですしね」と笑われます。ディジュリドゥを皆さんに知ってもらうために、たくさんの人と場所でライブセッションを続けていきたいと、外村さんは力強く語られました。

 

琵琶湖セッションホームページ
http://www.biwakosession.com/

Contact

お問合せ

■ 本社事業部はこちら

0120-072-834

月〜金 9:00-18:00 定休:土日祝

■ 住宅事業部 だいかねの家 はこちら

0120-15-4939

9:00-18:00